県道8号線、旧上北町のコンビニだった建物にオープンしたラーメン屋さんです。オープンは8月だったかな?
「麺処巧味」のすぐ近くです。
席数は結構あります。4人掛けテーブルが5つ。2人掛けテーブルが2つ。座敷テーブルが3つあり、それでもゆったりとした店内空間があります。
初めて入りますので、普通の中華そば(550円)を食べようと思ったのですが、メニューを良く見ると、こちらは六戸の蛯沢商店や三沢の匠家と同じ呑龍グループなようです。
たぶん、これ系が美味しいだろうと勝手に推理して「蛯ちゃんらーめん」にしました。「黒マー油麦みそらーめん(800円)」も候補に挙がりましたが、決勝戦で敗れました。
あてにならない舌での感想ではありますが、濃厚豚骨魚介の部類に入るのだと思います。スープはサラッとして甘みが強く嫌味なクセはありません。
麺は西山製麺とのことで縮れのある黄色い麺。具はでっかいチャーシューとシナチク、海苔、モヤシ、玉ねぎ、味玉1/2、長ネギ、白ゴマです。
※今月15日はお休みです。
上北郡東北町旭北1-771
0176-56-5020
11:00~15:00 17:00~20:00
定休日:第二・四火曜日



国道45号線を十和田市から八戸市に向かうと左側にあります。イオンモール下田の近くです。
実は、麺友にお勧めのラーメン店を訊いたら、その答えの一つがこの一店。
ところがこの辺の地理が苦手なので、位置関係がはっきり把握できていまいまま最初の目的先である八戸の鮫に向かうと、偶然お店の前を通りかかりました。
「大野屋食堂」の帰りに寄ってみました。
らーめんは白くてストレートの太麺と、黄色で縮れのある細麺の2種類があるのですが、たった一人で切り盛りをしている店長のお薦めは「太麺」なようですので、それを注文してみました。
さて、このラーメンの一口目の印象は、節系と香味野菜の香りが最初に鼻孔をくすぐります。
魚介の味が強く、動物系のコクも濃厚で厚みがあるのですがクドさはまったくありません。
チャーシューもメンマも食べ応えがあります。
そしてこの太くて味わい深い麺がとてもスープに合います。
入り口には「我流魚介醤油」という文字が掲げられてますが、青森ではあまり見かけない味の組み立てだと思います。
これは他の地域のお客様にも受け入れられそうな、都会っぽいハイセンスなラーメンだという印象を持ちました。
これはぜひつけ麺も食べに来なきゃな~
【追記】
・つけめん 650円
甘みと酸味が柔らかくて、油はありますが全体的にさらりとしたスープで、コシのあるストーレート麺にもよく合います。
スープ割りも旨いのなんのって・・・また食べたい。
青森県上北郡おいらせ町染屋99-11
0178-50-6612
11:00~19:00
定休日:月曜日(祝日の場合翌日)



七戸町のジャスコの近くにある喫茶店です。
ちょくちょくこの辺を通っては気になっていたのですが初入店です。
昭和63年度七戸中学校卒業生有志一同「疾風組」発行の「ぐるめ温泉MAP」を見ると、旬の地元食材を使ったランチメニューがおすすめ、との紹介があります。
いろんなブログでも拝見しましたが、どうやらイタリア料理が人気だとか?
そこで、メニューを見ましたが・・・何を食べたらいいのか分からないので焦ります。
美しい女性が、2メートルくらい離れた場所から自分の注文を、まだかまだかと待ってます・・・んで
元気に「ラーメン」とオーダー
いや、味噌ラーメン(700円)と冷やし中華(740円)もありましたよ。
ラーメンが運ばれてきて・・・プンプン
ん?なんの香りだろ?スパイス?ハーブ?
いつもと状況が違いますよ。どんぶりから立ち上る湯気と共に広がる香りは中華系とも蕎麦や系とも違うカマリ(香り)
スープを一口呑んだがとても素直なバランスで旨い。でも何かが違うな?
出しと言ったいいのか、ブイヨン?ブロード?といったらいいのか、嫌味じゃないがじっくり探りたくなる味のスープ。
麺は縮れのある中細なもので茹で加減はバッチリです。
具は豪華で、ナルトと麩は幅広になるように斜めにカットされ、海苔、チャーシュー、メンマ、ネギが美しい配列でトッピングされてます。
個人的好みでは、このラーメンにこのメンマは無くても美味しいと思います。
醤油色濃いめで薄らと油が浮くラーメンですが、あっという間に完食しました。最後までスープの謎が分かりません。
素人に分かってたまるかってね(笑)
うまいね~。味噌ラーメンもぜひ食べたいです。
青森県上北郡七戸町字影津内34-10
TEL:0176-62-6755
10:30(食事は11:30~)~22:00(ラストオーダー21:45)
ランチタイム11:30~15:00
ディナータイム18:00~21:00
定休日:月曜(祝祭日は営業)



日本原燃が所有する核燃料の再処理工場建設が進められている六ヶ所村弥栄平地区に行ったことがありますか?その関係者が住んでいる宿舎がずらーっと建ち並んでいますが、その通りを車で走っていたら何気に目に飛び込んできた赤いノボリ。
え?まさか?
そう。・・・「ラーメン」という文字。
後でここでラーメンを食べた後にご主人から聞いたのだが、かつてはここに6,000人も労働者が住んでいたそうです。
いや~、変な血が騒いでこの店に立ち寄ることにしました。
建築関係者のための食堂というより・・・働く男達のための「飯場(はんば)」と表現したくなりますね。
・
ワクワクして、岡林信康の山谷ブルースが聞こえてきそうです・・・古いか
さて、メニューの中からラーメンをお願いしたのですが、ちょっと意表を突かれた感じです。
大変失礼な思い込みですが、もっと普通の家庭的なラーメンが出てくると思いきや本格派でございました。
少し濁りのあるスープは、豚ガラ、日高昆布、煮干し、野菜を使った無化調です。
中でもネギの青い部分から甘みを抽出する手間には拘りがあるようで、初めての客の自分に対して熱く語っていただき嬉しかったです。
中細な縮れ麺との相性もよく、美味しくいただくことができました。
いや~、俺ってかなり変なアンテナを持ってますね。
こんなお店に導いてくれたラーメンの神様、ありがとうございます。
青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字弥栄平1-26
電話 0175-73-2050
11:00~13:00
定休日:日曜日、祝日


