田んぼアートで有名な田舎館村役場の向かいにあるラーメン屋さんです。
以前は役場の敷地内かな?アート直売所が並んでいる場所で営業しているのを見たことがありますが入ったことがありませんでした。
平成21年10月からこちらのプレハブに移ったそうです。
「どんこ」って知ってます?青森市内ではあまり見かけませんが、下北の居酒屋では人気で鍋ものなどで良く食べてました。
グロテスクですが、とてもおいしい深海魚です。
こちらのご主人は、(有)かねちゃんホルモンの経営者だそうで、釣好きで大畑町の漁師さんにどんこ出汁で作ったソウメンをご馳走になり、それをヒントに日本初のどんこラーメンを考案したそうです。
どんこを干したもので出汁を取るそうで少し濁りがあります。
魚のクセが前面に出る直球的なスープと思いきや、生臭さはまったく無く、むしろバランス重視とされたタイプのラーメンでした。
ラーメンは細麺と普通麺の2種類から選べ、縮れのある細麺にしました。
ラーメンの面構えがいいです。津軽美人です。チャームポイントは麩。他にシナチク、長ネギ、厚いチャーシューが入ってます。
青森のラーメンって、イワシの煮干し、焼干しはもちろん、鯖だったり、サンマだったり、アジの焼干やサメ節など多種多様な魚出汁のラーメンがありますが、さすがにどんこラーメンはこちらだけでしょうね。
青森県南津軽郡田舎館村大字田舎舘字中辻133-7
0172-58-4455
11:00~15:00
定休日:日曜日
ここ2~3日、4月のような陽気でドライブしたくなり、スキーと温泉の街大鰐町に行って来ました。
ちょうど1年くらい前かな?ある同じ趣味を持つ人からこちらのお店のことを聞いて思い出して訪問してみました。
その人の話だと、現在の店舗は数年前に移転したもので、最初は店名の由来の通り駅前の角にあったそうです。
そして、馬肉のチャーシューが入っていると聞いた記憶があるのですが、自分が食べた物は他のメニューだったようです。
大鰐町には「もやしラーメン」と書かれたノボリがあちこちにあるように、温泉熱を利用して作られた温泉もやしが名物です。寒い時期にしか栽培できないようですので、暑くなる前に食べておきたかった逸品メニューです。
こちらのお店のもやしラーメンは「醤油」「味噌」「塩」の三種類から選ぶことができ、今回は醤油味でお願いしました。
細長くてシャキシャキした心地よい食感のモヤシはさすがで、豚肉と一緒に炒められてとても旨い。
このモヤシは本当に豚肉と合いますね。相性より技術のせいなのでしょうか?もう少し食べたかったな。
麺は細くて緩い縮れがあり柔らかめのモッチリ麺です。
店内には焼干しスープの文字を見つけましたが、こちらのスープにも焼干しを使用しているのでしょうか?上品な甘みがいつまでも口の中に残ります。この嫌みのないすっきりした後味は実にいい。
モヤシ炒めの油が入らないラーメンだったらどんな印象なのかとても興味があります。他のメニューもきっと美味しい予感がします。
ご馳走さまでした。
・
青森に帰る前に、この近くの酒屋さんで温泉モヤシを買いました。1束230円でしたよ。
新聞紙に包んで、セロテープで止めて、ささっと袋に入れる淀みない動きと言葉と笑顔。
便利でマニュアル化された大型スーパーにはない買い物の愉しさを味わえました。いや、大型スーパーがどうのこうのじゃないですよ。ついつい子供の頃にお使いに行った事を思い出させる商店があるのが嬉しいです。
4月に映画公開される小説「津軽百年食堂」のモデル店が数店ある大鰐町は情緒があって大好きな街です。
また来ます!
青森県南津軽郡大鰐町大字大鰐字大鰐251
0172-48-2747
11:00~16:00
不定休
旧常盤村にある札幌ラーメンの人気店です。
お久しぶりでございます・・・
メニューには味噌、醤油、塩ラーメンの順に書かれてます。
まだ塩ラーメンを食べたことがないのですが、悩んだ挙句、味噌ラーメンと正油ラーメンを注文。
同時に配膳されましたが、見た感じ区別がつかないほどです。
豚骨、鶏ガラ、煮干し、昆布、玉ねぎ、ニンジンなどを6時間も煮出ししてスープを完成させるそうです。
味噌ラーメンは赤みそ味が前面に出てコクがあります。表面にはラードが浮かびます。このスープにはこの中太で緩いカーブのある玉子麺がよく合います。
うん。懐かしい。
30年近くも前ですが、自分は札幌市民でした。その頃食べ歩きをしたサッポロラーメンはこんなラーメンが主流でした。
ススキノの老舗「芳蘭」とかの昔懐かしいサッポロラーメン味です。
正油ラーメンも味噌ラーメンと同じで、具は挽き肉、メンマ、ワカメと、野菜はモヤシと玉ねぎ。
そう言えば「芳蘭」のラーメンにもワカメが入ってましたね。
これはクラシックな正統派サッポロラーメンと言ってもいいでしょう。
【追記:2011.7.31】
・味噌バター (750円)
南津軽郡藤崎町榊字亀田9-10
0172-65-2947
11:00~20:30
冬期(1月~3月)
11:00~20:00
定休日 月曜日
祝日の場合は翌日休み
・ラーメン 500円
田舎館村の道の駅「いなかだて」にあるレストランです。
お陰さまで県外の人も当ブログを訪れてくれているようですので一応説明します。
ここ、田舎館村の名にある「田舎」というのを津軽弁で「ジャイゴ」と言います。ナイスなネーミングです。
確かにジャイゴかも知れませんがこの近辺には美味しいラーメン屋さんがたくさんあるんですよ。
今日は、ラーメン目的ではなく家族サービスで遊びに出掛けました。
たっぷり遊んでレストランに入りましたが、やたら疲れてメニューもろくに見ないで・・・ラーメン
レストランと言えども畳のコーナーが広くて嬉しいです。
帰りはやはり温泉に入って帰りました。
ラーメンセットと言えば、ラーメンにライス、チャーハン、カレーなどだったのですが、最近歳を取ったせいか、ラーメンセットと言えば、ラーメンと温泉です。
それが、たいしたアズマシイ一日です。
県外の人へ・・・「あずましい」って代表的な津軽弁ですが、バリエーションが多すぎて説明し難いですが、青森はあずましい所ですので、新幹線であずましくおいでください。
久しぶりに一句
「あずましぐ 畳さねまって ラーメン喰う」
青森県南津軽郡田舎館村大字高樋字八幡10
0172-43-8121
11:00~オーダーストップ16:30
年中無休
・中華そば 450円
津軽の奥座敷として知られる温泉地の大鰐町。平川沿いに温泉宿が並び古き良き面影を残しております。
いこい食堂はその橋のたもとにある老舗の食堂で、創業は昭和4年だそうです。
メニューの一番最初にある「中華そば」を注文しました。
期待通りの昔懐かしい中華そばです。
一口目からうっとりするほど昆布のいい香りと、煮干しなどの和風だしが爽やかに広がります。
津軽衆の心をくすぐる絶妙なバランスで嬉しくなります。
麺は自家製なのでしょうか?細くて平らな麺は、思いっきり縮れていてスープがよく絡む。
実はもう一つ注文したメニューがある。
最近、青森市の食堂でも見かけなくなった「冷や麦」だ。
運ばれてきた冷や麦(550円)はレトロで涼しげな雰囲気を醸し出していて何ともいいね~
他のメニューも安くていい。また来ます。ご馳走様でした!
これで小説・津軽百年食堂のモデル店は全部回りました。
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青森県南津軽郡大鰐町大字蔵館字村岡46
0172-48-2159
11:00~19:00
不定休