昨日、「ラーメン屋 青森店」の帰り道に見つけた店です。
飲み屋街にあるというのに今まで何で気がつかなかったんだろう?
しかも店の前にこんな派手なデカイ丼まであるというのに・・・
きっと、この辺で呑んだあとは、すぐ目の前にある「ラーメン 凡蔵」にフラフラと辿り着くからかも。
青森市内のラーメン屋は制覇したはずだったのに・・・まだまだ修行不足なようだ。
お姉さんが、カウンターの中でラーメンの本を読んで勉強してました。
とろけるようなチャーシューと1/4カットの味付け玉子が美味しかったです。麺は青森熊さんのようですね。青森らしく麩のトッピングは正統派です。
一句 「 呑んだあど 寄らさるめへや まだ増えだ 」
11:30~2:00 8:00~3:00 日祝休み
青森市橋本1丁目8-5 よいどれ館1号館1階
まるで塩ラーメンのような色でバランスがいい味のスープです。岩のり、わかめ、味付け玉子、ねぎ、シナチク、チャーシューのトッピング。それに刻んだ大葉の香りがいい。
青森では珍しい油そばやチーズカレーラーメンなどメニューが豊富で、今の所何を食べてもハズレがない。いや、失礼。きっと全部旨いんだと思います。
寸胴には鶏ガラや野菜が見えます。他に煮干し、スルメ、昆布、貝柱まで入っているそうですよ。
ホテル青森の西向かいなのでか、壁には芸能人のサインがたくさんあります。
一句 「壁のサイン 誰れだんだがさ 読めねんだおん」
青森市橋本1丁目9-15 定休日:月曜日
【追記:2007、11、27】
ねぎみそバター 560円
普通、辛さというのは2倍・3倍・4倍・・・というように数字が上がっていくのが普通なんでしょうが、ここは普通倍が規準(辛さ最高)で、1/2・・・1/3・・・1/4というように下がっていく。最近では1/5をたのむ人もいるそうだ。そのうち1/6という人も出てくるかな?ひょっとしたら既にそんな人がいるかも。青森で「あさ利」といえば激辛の「ネギラーメン」が有名です。誰も「ネギラーメンください」なんて言いません。「1/2 ひとつ」とか「1/3」で通じます。店内は鶏ガラのいい匂いが漂っているのですが、ネギラーメンを食べると何ダシなのか想像つきません。「辛い」と「熱い」しか言葉が出ません。しかし、辛いながらにも細切りの肉やネギに甘さが絡んでいて病みつきになります。
普通倍はとにかく辛い!初めて食べる人は1/3か1/4がお奨めです。
一句 「 ワのどんず ガチャギさなるだげ 辛れラーメン 」
青森市栄町1-6-8
11時30分〜14時、16時30分〜21時 定休日:日曜日
青森出身の寺山修司も食べたラーメン。
彼はこんなことを言ってます。↓
「わが夏帽どこまでころべども故郷」
人は誰でも、書くと感傷的になる時か所を持っている。私にとって、それはどうやら『青森』のようである。大観堂での本の立ち読み。東京庵の青い色をした天ぷらソバ、小田九の塩っからいラーメン、北谷書店の上にはじめてできた喫茶店。そうしたものと私との間には、もう十年の月日がしきっている。しかし私には冒頭にあげた高校時代の俳句が、つい昨日のもののように思い出されてくるのである。(「エリア青森」1965年版掲載「青森と私」より)
青森県青森市堤町1丁目11-10 定休日は第2・4木曜日
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アーケードがあった頃の小田九