八戸市の鮫町を訪れました。
目的はただ一つ。昭和28年創業の大野屋食堂のラーメンを食べるためだけにやって来ました。
800m先に蕪島がありますが、まったく興味がありませんで・・・ただラーメンを食べたい。それだけです。
3年ほど前だろうか?ラーメン好きな八戸市在住の友人から連絡がありました。「津軽衆も美味しいって言うラーメンが鮫にあり」と。
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場所は鮫駅の近くの踏切のある交差点にあり、ボヤッとしてたら通り過ぎて蕪島に着いてしまいます。
少し離れた場所に駐車場があります。
中はカウンター8席と、4人掛けテーブルが2つと、2人掛けのテーブルが一つあり、狭い食堂ですが雰囲気がいい。
食べ物はご飯(200円)、玉子丼(500円)、ラーメン(500円)のみですので、当然ラーメンを注文しました。
登場したラーメンのルックスは最高です。スープの味は動物系と魚介のバランスが見事です。醤油ダレの加減もバッチシ!
表面に浮かぶ黄金色の油は鶏油でしょうか?
細い縮れ麺によく絡んでとても旨い。麺の茹で加減もサックリして好みです。
具はナルトと海苔と長ネギとメンマとモモチャーシューでとてもシンプル。
いや~!うまいな。これ以上の足し算も引き算もいらない、あっさり醤油ラーメンの理想形ですね。
【追記2020.7.1】
裏メニューのチャーシューメン(800円)
普通のラーメンには入らないほうれん草が入ります。
住所 青森県八戸市鮫町日出町1
TEL 0178-33-0660
11:00~16:00
定休日:日曜日、月曜日



浪岡の旧国道7号線沿いにある蕎麦屋さんで、「太安」の隣りにあります。
古民家をそのまま店舗にしたような佇まいで、中に入ると少しうす暗くて涼しいです。
そうは言っても今年は異常現象。残暑が厳しいですね。
エアコンは無く(たぶん無いと思います)小さな扇風機が座敷にあるが作動しておりません。
靴を脱いで座敷に座ったのですが、縁側から厳しい光が差し込み暑いです。日陰になっているテーブル席のほうが涼しいかもしれません。ちょっぴり後悔。
おばちゃんが熱いお茶を運んでくれました・・・冷たいお水のほうが嬉しかったけど。
ラーメン類のヒット商品はみそラーメン(650円)と、五目ラーメン(650円)とのことですが、ラーメンを注文しました。
他のお客さんはさすがに冷たい麺類を食べている人がほとんどでした。
絶対ラーメンで汗をかくよな・・・と、熱いお茶を少しずつ飲みながら・・・ふと、メニューに目を移すと「ウーロン茶飲み放題」と書かれてます。
これは嬉しい!セルフサービスですので、靴を履いてウーロン茶が入っている機械の所に行きました。
隣りに冷たい水を注ぐ機械もありましたが一瞬悩み、やはりウーロン茶が出る機械にガラスのコップを置いてレバーを押してウーロン茶を注ぐ・・・・・・・・
ん?・・・まさか・・・熱いウーロン茶でした・・・・
冷たいウーロン茶をイメージしてましたので体が硬直しました。
さてと・・・前置きが長くてすみません。
そうそう、ラーメンですよ。
まずスープを飲むと、さすが蕎麦屋だけに甘みのある蕎麦つゆ寄りなスープなんですが、見ると少し濁りがあり、味も和風だしの他に蕎麦つゆには無い、ラーメン的なコクも楽しめます。特に豚風味が強いです。
麺は中細で少し縮れがあり、モチモチ感がある麺です。
具は、ネギ、細めに裂いたメンマがたっぷり、斜めにカットして幅広い麩が一つ、チャーシューというより豚バラ肉のスライスしたものが入ってます。
意外とこの豚肉の存在には好感が持てます。
お会計の前に冷たい水を二杯一気飲みしました。ご馳走様でした。
青森県青森市浪岡女鹿沢東花岡17−8
0172-62-9881
11:00~20:00
今月(9月)の休みは15日です



浪岡の駅前通りにある食事処で、夜は居酒屋純として営業しているようです。
ちょうど車を止めて降りたらチャイムが町に鳴り響きました。
時計を見ると12時。町の住人に時を知らせるチャイムなんですね。
後でお店の人に聞くと、朝6時、昼12時、夕方6時(冬は5時)の一日3回鳴るそうです。
懐かしいです。自分の住む町内も昔はそうでした。確か、「もう少しでお昼ですよの」11時だったような?
しかも、こんなきれいなチャイムじゃなく遠くの畑や田んぼまで届く音量で「ウ~~~~~!!」って鳴るサイレンのような気がする・・・
メニューにあるイチゴとメロンの生ジュース(400円)も懐かしい。よく婆ちゃんが作ってくれました。
いろいろ昔の思い出に耽っていたらラーメンが登場。
いい香り!もはや旨い。
表面には香味油が浮き、これが重要な役割を果たしているのだ。
鶏ガラ、豚骨のどっしりしたコクと、煮干し、昆布の魚介がうまくまとまっている。
細くて縮れのある麺は噛むとモッチリしていて、吸うと油をよく絡めて旨みが広がります。
後半、酸味も少し感じます。醤油ダレの塩分加減も好みです。
具はシャキッとしたネギ、ナルトは2個、麩も2個入っていてスープを良く吸い上げます。コリコリしたメンマも、薄くスライスしたジューシーなチャーシューも旨い。
う~~ん・・・自分の好みからすれば完璧ですね。
これは味噌ラーメン(580円)も旨いんでしょうね?
再訪をしたいお店でした。
青森市浪岡大字浪岡字細田91-5
0172-62-5527
11:30~13:30
16:00~23:00



・らーめん 450円
浪岡町の旧道はすっかり通ることが無くなってしまいました。
でもおいしいラーメンを食べることができるお店が多い通りですよね。
さて、こちらのトップメニュー「らーめん」を食べることにしました。
スープは薄い醤油色した浪岡町ラーメンの標準的な色合いが目に飛び込む。青森市と弘前市のラーメンとの中間色という印象を持ちます。
も~、見るからに旨そうですね。
麺は、津軽地方で「手打ち」と呼ばれるタイプのもので、薄くて平たくて縮れがあり、持ち上げるとピロピロしている。
口に運んで吸い上げるとチュルンとしてツルツル滑らか。浪岡地区では初めての体験です。
鶏が中心なのかな?とても柔らかいコクを出しているスープとの絡みがいいですね。
具は、長ネギ、チャーシュー、ワカメ、メンマで、これで450円はとても嬉しい。
他のラーメン類は600円の物が多いです。
味噌らーめん、五目らーめん、チャシュウめん、野菜らーめん、塩らーめん、ねぎらーめん、中カざる、特製らーめんが600円です。
また、特大らーめん(750円)、味噌チャシュめん(700円)、冷やし中カ(700円)、ラーメン小(350円)などがあります。
「チャシュウめん」という表記は初めて目にします。
トイレは店外にあります。
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看板は「太安」と「大安」の二種類がありますね?
疑問に持ちましたが「マタベイ」と「マタベエ」のような、美味しければどうでもいいレベルなのでしょう・・・気にしないことにしました。
青森市浪岡大字女鹿沢字東花岡16-5
11:00~21:00
定休日:第2・4木曜日



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津軽ラーメン街道に濃厚豚骨魚介+極太つけ麺の人気店「つけめん玉(ぎょく)」が、9月4日に期間限定でオープンしました。
(上記画像は、津軽ラーメン街道ホームページから借用)
つけ麺がウリのお店ですので、やはりノーマルなつけ麺から食べるべきなんでしょうね?
つけ麺は既に「みぞきよ」さんや、「さくら」さんが食べてますのでそちらを参照していただくことにして・・・(かなり他力本願・手抜きブログになってきました)
自分もつけ麺から直球勝負するべきでしょうが、いきなり変化球から入りました。
食べたのは「インドつけめん(800円)」
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サインが読まれ易い変化球ですね。予想通りそのまんまのカレーつけ麺です。
つけ汁というより「ルー」です。ものすごいトロトロ感で、カーブのある極太平打ち麺によく絡む絡む。
最初に何も付けないで麺をつまんでみましたがコシがある麺ですね。
それに日本人大好き味のカレーですので、これは旨いに決まってますよ。途中でザクタマを加えると味が膨らみます。
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今や、濃厚豚骨魚介は青森県民にも珍しくなくなってきましたので、このようなメニューは逆に安心してオーダーできますね。
粘土の強いつけ麺ですので、ノドツパリ・・・もとい、喉詰まりしそうですのでスープが欲しい訳ですよ。
スープ割りもあるものの、最初から「中華そば(680円)」も注文しました。
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スープは見た目と違ってサラサラとしていて、動物系のいいコクと魚介系の風味がバランスよく効いていますよ。見るからに魚粉がキラキラと浮かんでます。
青森に伝わる昔ながらの魚出しの引き方と違って、同じ魚出しでも荒い魚粉の触感が個人的に苦手なのですが、嫌な舌触りは不思議と気になりませんでした。
麺は中太なモッチリタイプで、スープとの相性は好みです。
さて、こちらの食器ですが、完食すれば底に日本地図が現れます。
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当然ですが、北方領土も描かれてます。
返せ!北方領土!
返せ!落としたラーメン街道のスタンプカード!(財布と一緒に警察署届け出済み)
五所川原市唐笠柳藤巻517-1(エルムの街ショッピングセンター2F)
0173-33-4000
11:00~21:00(LO.20:30)
無休


