勝手に対決させてしまってすみません!たまたま二日連続で「限定」で「裏メニュー」で「定番アレンジつけ麺」を食べたものですから、自分の頭の中で楽しく対決しておりましたので記事にしてみます。
27日に食べたのが「長尾中華そば 西バイパス店」の「こくつけ丸広限定(通称:限定こくつけ)」
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24日から31日までの期間限定メニューで、9月から開催される、川越の青森物産展で提供する限定メニューだそうです。
麺は細くて博多ラーメンのバリカタと言われる茹で加減のようで芯が残っているような食感があります。
つけだれは定番メニューの「こくつけ」より超プリンプリンな濃厚魚介。魚粉もたっぷり乗っかって来ます。
なんといいますか、麺をすった時の音からして違います。
「ジュルッ!」ではなくて・・・「ジョポワンチュ~!」
・・・文字ではうまく表現できないな。
トロトロ感はあんかけ風といいますか、これがバリカタ麺に絡みやすくて、後半つけだれが足りなくなりそうでした。
パリパリ細麺を使った、あんかけ皿うどんのような食感?・・・ちょっと飛躍し過ぎかな。
つけ麺の麺は全国的に極太化していて、「噛み応えのある太い麺」=「うまい麺」と言うつけ麺ファンが多くなったと聞いたことがありますが、こんな細麺と合わせたものは初めて食べました。
美味しかったです!青森物産展の成功を祈ります。
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翌28日に食べたのが「ら~めん道場」さんの、通常メニュー「コク節つけ麺」の極太麺バージョン。この日から発売開始です。
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こちらはTOKYO六厘舎専用粉の「傾奇者」と「加福製麺所」と「ら~めん道場」のコラボレーション。
香りの良い極太麺は小麦色してツヤツヤなイケ麺。タレに付けないでそのまま2本くらい口に入れてみたらうまい。麺の力強さがストレートに伝わります。
コク節つけダレとの相性は平打ち麺とは抜群でしたが、この弾力のある極太麺とも相性がいいですね~。旨かったな~
尚、こちらは期間限定というより個数限定です。確か160玉でしたっけ?
自分が食べていたら、ちょうど製作者である加福製麺所の社長夫妻が来店しました。
後から入ってくるお客さんも店主のブログを見て来たのでしょうか?「極太麺で!」「新しい麺で!」とのリクエストが続々でした。
この分だと土日で無くなるかもね?
さ~!みなさん。どっち?どっちもですよね~。限定レア物ですよ!急げ~!
※どちらの店主もブログを開設してますのでご覧ください。
「長尾中華そば」店主のブログ記事 「らーめん道場」店主のブログ記事
春に小説「津軽百年食堂」を読んで感動し、今年のテーマはそのモデルになった10店を訪れようと漠然と思った。
「漠然と」というのは、あえて暇を見付けては東へ西へ車を走らせて、ノルマを消化するようにしてまで中華そばを食べようという気にはなれなかったからだ。
自分のペースで津軽の風景や人との会話を楽しみ、体や神経が求める空気やノスタルジーを探したりしてみたかった。
もちろん、その10店の他にも津軽の百年食堂は存在する。
自分が住む青森市にもある。
そんな老舗の食堂とニューウエーブ店と混在している業界なわけですが、今後も両方を応援して好きなラーメンを食べて幸せな気分でいたいものだ。
映画化が決まったようですが楽しみです。小説そのものが美しい映画のようでしたからね。
きっと津軽の一番美しい季節である桜のシーンが展開するいい映画になることでしょう。
【津軽百年食堂モデル店】
・いこい食堂(大鰐町)
・亀乃屋(五所川原市)
・三忠食堂(弘前市)
・神武食堂(つがる市)
・すごう食堂(黒石市)
・大十食堂(平川市)
・長崎家(黒石市)
・日景食堂(大鰐町)
・山崎食堂(大鰐町)
・来々軒(弘前市)
「中華ざる」とも「ざる中華」とも言われるこの食べ物は、そうめん、冷やし中華、ざる蕎麦と並んで夏の定番メニュー。
青森ではラーメン屋さん、食堂、そば屋さんに普通にあるメニューですが、それが全国区な食べ物でないと聞いて驚いた人は自分だけでないと思います。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると・・・
~~~~~~~~以下引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ざる中華(ざるちゅうか)は、東北地方を中心に食べられている麺料理。中華麺を茹でて冷やしたものを、めんつゆにつけて食べる。
この地域の一般的な食堂や中華そば屋などでは、夏になるとたいてい冷やし中華と共にこれを置いている。
また、製麺業者製のざる中華用の中華麺がスーパーなどで売られ、一般家庭でもそうめんなどと並んでよく食べられている夏の麺料理である。
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ある県外の人に説明をしたら、それは「つけ麺」だと言われた・・・
つけ麺とは付けダレも薬味もまったく違うよね。
その後、違う人にも教えたら「邪道」とも言われた・・・その口減らずの東京人に・・・このブログ見てないよね?
新蕎麦は秋なので、夏蕎麦は不味いとも言われてますので、蕎麦を中華麺に差し替えた東北人の方が応用が利いて賢くないか?
・クイズ
さて、どこの中華ざる(ざる中華)でしょうか?
3.→ 4.→
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答えの前に・・・
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これは先日、平田屋さんで食べたざる蕎麦ですが、ただのざる蕎麦ではありません。
商品名は、「カレー風味ざるそば(550円)」
もちろん普通のざる蕎麦もあるのですが、数種類の夏メニューの中から選んで食べてみました。
つけダレがカレー風味でおもしろいです。
そば湯で割ると益々カレー風味が立って美味しいです。夏には爽やかでいいかも。
そこでフト思いついたのだが・・・
「カレー風味ざる中華」ってどうかな?
自分で作ってみようかな?
〇クイズの答え
1.「ラーメン道場」さん <店主さんのブログ>
いつもアイデア一杯で進化をし続けるラーメン屋さん。とうとう、ざる中華も新メニューに加わりました。
そばつゆそのまんまのお店が多い中、こちらのつけダレも和風ではあるけれど、酸味がわずかに利いていて浮いている白ゴマの風味がいい。薬味はワサビとショウガです。
2.「八森」さん
老舗ラーメン屋さんの代表的中華ざるのスタイルと言っていいでしょうか。
年中メニューにありますのでお馴染みかと思われます。自分が生まれて初めて中華ざるを食べたのが八森さん。
ラーメン屋さんの中華ざるらしく、チャーシューとメンマがついてきます。
3.「佐藤そば屋」さん
そば屋さんらしく、ウズラの卵がついていて見た目ざる蕎麦。ざる蕎麦も同じ値段です。
刻み海苔の上にあるのは蒲鉾を刻んだものです。
4.「原食堂」さん
スープに入った麺と違って、ざるにすると麺がモサッとした感じになることがありますが、こちらの麺はざるにしてもツルツルといい食感で喉越しがいい。
最初からソバ湯がついてくるあたりが親切。
【追記:2009.6,29】
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まる嶋ラーメンさん
ざる中華らしく、本物のざるに麺が乗っかってきます。
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里神楽さん
ざる蕎麦と、中華麺が半々に盛られていて、一つのつけだれで二つの味を楽しめます。
ラーメン誠さん
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付けタレの器がギンギンに冷えてます。ビールジョッキを冷凍庫で冷やす居酒屋さん方式でしょうか、とても冷たいです。
・華丸ラーメンさん
・尾道らうめん八八さん
・もりや商店(もりや売店)さん
・にぼ銀さん
青森市本町のラーメン館で営業していた「らう麺 つじや」さんが、こやなぎ温泉向かいの「大ちゃんラーメン」があった場所に本日オープン。
さっそく行ってまいりました。
つじやさんと言えばつけ麺のイメージが強いのですが、メニュー筆頭の煮干し中華を食べることにしました。
メニュー名の通り煮干が前面に出ているのですが、全体的にマイルドな感じがします。それは矢張り化学調味料、合成着色料不使用のスタイルから成すバランスなんだと思いました。
ライス、おしんこ無料ですのでガッツリ派にはとても嬉しいラーメン屋さんです。
次はぜひつけ麺(700円)を食べたいです。
青森県青森市小柳3丁目4-2
11:00~14:30,17:00~19:00
土・日・祝日11:00~19:00
定休日:火曜日
著者 森沢明夫
発売 3月3日
発行 小学館
定価 1,500円(税別)
発売されてすぐに買ったのですが、やっと今日読み終えることが出来ました。
本の帯にはこう書かれてます。
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読んだあと、一週間は 心がほかほかです。
美しい映画のような
この小説を
読み終えたとき、
あなたはきっと、
恋人、家族、友達、夢、故郷・・・・・・、
すべてを抱きしめたくなって
いるでしょう。
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最初はグルメ本だと思いました。ところがフィクションではありますが、作者が取材で得たエピソードを盛り込んだ、津軽の百年食堂を舞台とした恋愛小説です。津軽の美しい景色が目に浮かび、純朴な津軽衆の人間味が溢れる傑作です。ぜひ映画化してほしいです。
百年食堂とは、津軽地方で三世代、70年以上続く大衆食堂のことだそうで、 作者は津軽地方に現存する10軒の津軽百年食堂を取材して執筆したそうです。
いや~!読み終えてウルッときましたね~!
ぜひ、読んでいない人は桜の季節に読むといいかも。
巻末に取材をした10軒の津軽百年食堂が紹介されてますが、まだ行ったことがない食堂があります。
今年はこの津軽百年食堂の制覇を目標とするかな。
そして、弘前の桜祭りで津軽そばや中華そばを食べたいな。
もう一回読もっと・・・