「中華ざる」とも「ざる中華」とも言われるこの食べ物は、そうめん、冷やし中華、ざる蕎麦と並んで夏の定番メニュー。
青森ではラーメン屋さん、食堂、そば屋さんに普通にあるメニューですが、それが全国区な食べ物でないと聞いて驚いた人は自分だけでないと思います。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると・・・
~~~~~~~~以下引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ざる中華(ざるちゅうか)は、東北地方を中心に食べられている麺料理。中華麺を茹でて冷やしたものを、めんつゆにつけて食べる。
この地域の一般的な食堂や中華そば屋などでは、夏になるとたいてい冷やし中華と共にこれを置いている。
また、製麺業者製のざる中華用の中華麺がスーパーなどで売られ、一般家庭でもそうめんなどと並んでよく食べられている夏の麺料理である。
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ある県外の人に説明をしたら、それは「つけ麺」だと言われた・・・
つけ麺とは付けダレも薬味もまったく違うよね。
その後、違う人にも教えたら「邪道」とも言われた・・・その口減らずの東京人に・・・このブログ見てないよね?
新蕎麦は秋なので、夏蕎麦は不味いとも言われてますので、蕎麦を中華麺に差し替えた東北人の方が応用が利いて賢くないか?
・クイズ
さて、どこの中華ざる(ざる中華)でしょうか?
3.→ 4.→
・
答えの前に・・・
・
これは先日、平田屋さんで食べたざる蕎麦ですが、ただのざる蕎麦ではありません。
商品名は、「カレー風味ざるそば(550円)」
もちろん普通のざる蕎麦もあるのですが、数種類の夏メニューの中から選んで食べてみました。
つけダレがカレー風味でおもしろいです。
そば湯で割ると益々カレー風味が立って美味しいです。夏には爽やかでいいかも。
そこでフト思いついたのだが・・・
「カレー風味ざる中華」ってどうかな?
自分で作ってみようかな?
〇クイズの答え
1.「ラーメン道場」さん <店主さんのブログ>
いつもアイデア一杯で進化をし続けるラーメン屋さん。とうとう、ざる中華も新メニューに加わりました。
そばつゆそのまんまのお店が多い中、こちらのつけダレも和風ではあるけれど、酸味がわずかに利いていて浮いている白ゴマの風味がいい。薬味はワサビとショウガです。
2.「八森」さん
老舗ラーメン屋さんの代表的中華ざるのスタイルと言っていいでしょうか。
年中メニューにありますのでお馴染みかと思われます。自分が生まれて初めて中華ざるを食べたのが八森さん。
ラーメン屋さんの中華ざるらしく、チャーシューとメンマがついてきます。
3.「佐藤そば屋」さん
そば屋さんらしく、ウズラの卵がついていて見た目ざる蕎麦。ざる蕎麦も同じ値段です。
刻み海苔の上にあるのは蒲鉾を刻んだものです。
4.「原食堂」さん
スープに入った麺と違って、ざるにすると麺がモサッとした感じになることがありますが、こちらの麺はざるにしてもツルツルといい食感で喉越しがいい。
最初からソバ湯がついてくるあたりが親切。
【追記:2009.6,29】
・
まる嶋ラーメンさん
ざる中華らしく、本物のざるに麺が乗っかってきます。
・
里神楽さん
ざる蕎麦と、中華麺が半々に盛られていて、一つのつけだれで二つの味を楽しめます。
ラーメン誠さん
・
付けタレの器がギンギンに冷えてます。ビールジョッキを冷凍庫で冷やす居酒屋さん方式でしょうか、とても冷たいです。
・華丸ラーメンさん
・尾道らうめん八八さん
・もりや商店(もりや売店)さん
・にぼ銀さん
2は「八森」さんって感じですが、
3と4がわからないです
どちらも蕎麦屋系のお店のようにも感じますが、
3は、食堂系のお店という可能性もありかな?
3と4のお店は、もしかしたら行ったこと無いお店のかな?
最初は青森だけだと言われました。ケンミンショウのネタになりそうですね。
あおの番組は好きで毎週見てます。
>弘前一番さん
カレー風味うまそうでしょ?カレーラーメンがあるわけですから、中華ざるでも旨いはずです。
>mamagoさん
さすがです!!画像だけで分かるなんてスゴイ。
あとで正解を書きますね。
昨年、仕事で書いていたコラムに、ざる中華の話題を載せたことがあります。青森の人だと「つけ麺」といえば逆にざる中華(中華ざる)を思い浮かべる人が多いのではと思います。冷やし中華のルーツも仙台の龍園といわれているし、東北人には中華麺の応用のセンスがあるのかもしれませんね^^
八森さんは、すぐにわかりましたがあとは悩んでました。
地元ではメジャーなものですが、小田原にお嫁に行った妹もあちらには無いのに驚いてました。
で、器にもヒントがありますね!
蕎麦屋系は、簾?タイプ。ラーメン屋系は丼に盛られてくるのが多いのかな??