弘前市役所の隣りで営業していた「麺処 にぼし亭」が7月に店名を変えて移転オープンいたしました。(個人的に「にぼし亭」という店名はお気に入りでした)
行こう行こうと思っていましたが中々足が向きませんでした。そんな自分の背中を押したのが10月から新メニューである「さぼぼし中華」のせい。
最初、いろんな人の話を聞いて、和出汁によく使う「鯖節」の中華だと思っていましたら、生の鯖を使ったラーメンなんですね。1日限定30杯だそうです。
先日購入した、「あおもり特選!メン・麺ガイド2010-2011」の記事によると、生の鯖と煮干しを使ったWスープとの説明です。(この本では、さばぼし中華と中華そばの値段が実際と逆になってます)
カウンターのみ10席位の小さなお店ですが、11時10分頃入店したときは平日だというのに半分以上席が埋まっていたほどの人気ぶりです。
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お隣のお客さんもこの本を持参しての入店でした。
メニューは、基本的に醤油味のみの「中華そば」「にぼし中華」「コクにぼし」「さばぼし中華」の4種類の他に「つけめん」があり、細麺と太麺を選べるようです。
さて今回は最初から「さばぼし中華」を食べる予定でしたが、比較のためにもう一つ注文してみよう。
「にぼし亭」時代は「煮干し中華」という名前だった強煮干し豚骨味のラーメンは、こちらでは「コクにぼし」というメニューにあたります。
比較のためにはこれはちょっと個性が強いので、昔ながらの味だという「中華そば」との中間を選んで、もう一杯は「にぼし中華」を食べることにしました。
どちらも太麺をチョイス。
見た目は似てますが、にぼし中華の方が濁りがあり色も・・・緑色?とも言えぬ、なんか家の庭で母親が栽培している名前の知らないハーブみたいな色(うまく説明できなくてスミマセン)
麺と具は両方一緒です。麺はだぶん無カンスイでコシがあってうまい。具もコリっとしてほどよい味付けのシナチクと、とてもうまいバラチャーシューが5枚。そしてネギ。
チャーシューは最後の2枚をネギと一緒に食べたら旨いのなんのって、ネギはもう少し欲しかったです。追加トッピング(70円)すればよかった。
肝心のスープですが、「さばぼし中華」は言われてみればやはり鯖の香りと味です。生臭く感じさせないギリギリな旨みです。
「にぼし中華」は醤油ダレのキレがほんのり際立ち、酸味も程良い津軽衆好みの味です。
え~と・・・交互に比べてみると、後味はにぼし中華はスッキリしたものに対し、さばぼし中華は余韻が長い感じがしました。
それにしても生の鯖で出汁をとるなんて、ものすごい発想と製法ですね。
こちらの本家である秋田県大館市の「考百」でもこのメニューがあるのだろうか?
・中華そば(並550円、大650円)
・にぼし中華(並600円、大700円)
・コクにぼし(並650円、大750円)
・さばぼし中華(650円、750円)
・ライス(50円)
・トッピング
チャーシュー(200円)、ネギ(70円)、メンマ(100円)
・つけめん(並650円、大750円)
【追記】
弘前市城東中央3丁目1-15
080-5568-4453
11:00~21:30
定休日:木曜日(祝日の場合は翌日)
私も以前の【にぼし亭】の名前の方が好きだったので、今からでもいいので改名お願いしたいと思ってるくらいですよ(笑)
そういえば「さばぼし中華」まだ未食でした~(;^^)
でも生の鯖を使うっていう発想、凄いと思います♪
生臭く感じさせないギリギリな旨みです。って、これはかなり興味あるコメント(^^)早目に試してみなくちゃ!!
そうなんです。本に書いてました。生の鯖なんて考えられない素材ですよね。
また青森にお越しくださいませ!
>さくらさん
なかなか弘前市は行けないですね。
その訳は今度こっそりとお知らせします(笑)
鯖ですよね~、でも自分は今回比較した限りでは煮干し中華の方が好きです。たぶん、さばぼし中華は毎日ブレないで作るのは大変かな?って素人ながらそう思いました。