某日、ラーメン好きの仲間との吞み会があったんです。
お久しぶりのバーサスさんから・・・「本日の和徳です」とお土産をいただく・・・
ひゃ~!まじっすか?かなり嬉しい!
20連敗を経験した幻のラーメン店。そう、弘前市和徳の山忠ソバ屋である。
そのブツを受け取り、その後どんだけ酔っ払ってもいいように鞄に仕舞う。
パンパンに膨れた鞄を抱え、二次会のお店で呑み、仙台から参加の人の希望ですぐ近くの「十三湖本家しじみらーめん」に移動して中締めのラーメンを食べ、二次会場の呑み屋に戻って呑み直し、なぜかまた「とんこつらーめん大伸」で締めラーメンを食べる。
鞄を大事に、大事に、大事に抱えながらね。
当然、二日酔いさ・・・
二日酔いの日は麺類しか喉が通らないよね。
さっそくいただきました。
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作るのも楽しい。ラーメン屋さんになった気分。
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これこれ、これ!いや~うまい。お店での味には敵いませんがうまいね~
ありがとう!
あっ・・・・・・写真見て思いましたが、やまやのラーメンに麩が入らないよね。
弘前市役所の隣りで営業していた「麺処 にぼし亭」が7月に店名を変えて移転オープンいたしました。(個人的に「にぼし亭」という店名はお気に入りでした)
行こう行こうと思っていましたが中々足が向きませんでした。そんな自分の背中を押したのが10月から新メニューである「さぼぼし中華」のせい。
最初、いろんな人の話を聞いて、和出汁によく使う「鯖節」の中華だと思っていましたら、生の鯖を使ったラーメンなんですね。1日限定30杯だそうです。
先日購入した、「あおもり特選!メン・麺ガイド2010-2011」の記事によると、生の鯖と煮干しを使ったWスープとの説明です。(この本では、さばぼし中華と中華そばの値段が実際と逆になってます)
カウンターのみ10席位の小さなお店ですが、11時10分頃入店したときは平日だというのに半分以上席が埋まっていたほどの人気ぶりです。
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お隣のお客さんもこの本を持参しての入店でした。
メニューは、基本的に醤油味のみの「中華そば」「にぼし中華」「コクにぼし」「さばぼし中華」の4種類の他に「つけめん」があり、細麺と太麺を選べるようです。
さて今回は最初から「さばぼし中華」を食べる予定でしたが、比較のためにもう一つ注文してみよう。
「にぼし亭」時代は「煮干し中華」という名前だった強煮干し豚骨味のラーメンは、こちらでは「コクにぼし」というメニューにあたります。
比較のためにはこれはちょっと個性が強いので、昔ながらの味だという「中華そば」との中間を選んで、もう一杯は「にぼし中華」を食べることにしました。
どちらも太麺をチョイス。
見た目は似てますが、にぼし中華の方が濁りがあり色も・・・緑色?とも言えぬ、なんか家の庭で母親が栽培している名前の知らないハーブみたいな色(うまく説明できなくてスミマセン)
麺と具は両方一緒です。麺はだぶん無カンスイでコシがあってうまい。具もコリっとしてほどよい味付けのシナチクと、とてもうまいバラチャーシューが5枚。そしてネギ。
チャーシューは最後の2枚をネギと一緒に食べたら旨いのなんのって、ネギはもう少し欲しかったです。追加トッピング(70円)すればよかった。
肝心のスープですが、「さばぼし中華」は言われてみればやはり鯖の香りと味です。生臭く感じさせないギリギリな旨みです。
「にぼし中華」は醤油ダレのキレがほんのり際立ち、酸味も程良い津軽衆好みの味です。
え~と・・・交互に比べてみると、後味はにぼし中華はスッキリしたものに対し、さばぼし中華は余韻が長い感じがしました。
それにしても生の鯖で出汁をとるなんて、ものすごい発想と製法ですね。
こちらの本家である秋田県大館市の「考百」でもこのメニューがあるのだろうか?
・中華そば(並550円、大650円)
・にぼし中華(並600円、大700円)
・コクにぼし(並650円、大750円)
・さばぼし中華(650円、750円)
・ライス(50円)
・トッピング
チャーシュー(200円)、ネギ(70円)、メンマ(100円)
・つけめん(並650円、大750円)
【追記】
弘前市城東中央3丁目1-15
080-5568-4453
11:00~21:30
定休日:木曜日(祝日の場合は翌日)
青森市青葉の「中華そば あらや」さんの2軒隣りが最初の店舗なのかな?こちらのたこ焼きが好きでよく買いに行っていたのですが、2年くらい前だろうか?休業となり残念でしたが、いつの間にか県民生協ひまわり館と、アカシア館で販売していたんですね。
そして10月9日に、こちらのあじさい館にも出店したようです。(確かツイッターでつぶやいてました)
他のテナントにはないラーメンもメニューに加わりました。説明によると特製濃厚魚介とのことで、390円は魅力的なコストパフォーマンスです。
そしてカレーライスとのセットメニューが490円・・・食欲の秋の男子には最高ですね。
この生協あじさい館の敷地には「山下家」さんと「炙りや久兵衛」さんもあるし、隣りには「ありらん」さんがあるし、近くのラーメンファンは日替わりで食べられますね。
青森市松原3-9-2
017-776-6351
・ラーメン 500円
知人から「みかた食堂」のおばちゃん元気かな?と言われましたが・・・行ったことが無い。
「え~!うそ?じゃあ、ラーメン食べてないの?」って。
そんなに驚くことないと思いますよ。
お店の存在は以前から知ってましたが、久しぶりに指令が出て突撃してまいりました。
おっと、場所が場所だけに突撃という言葉はよくないかな・・・
突入・・・
突進・・・
入店・・・普通か
向かいの自衛隊には仕事で何度も行ったことがあります。最近はないけどね。
その自衛隊の食堂のラーメンは食べたことがありますが、こちら「みかた食堂」は初めてです。
中に入ると昔懐かしい雰囲気で安らぐ。
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外を見ると正門ではライフルを携えてわたし監視しています。
もしかして撮影はヤバイ?某国だったら軍事地域撮影の罪で逮捕されちゃいますよね。
さて日本の国民食であるラーメンを食べることにします。
ちょっと濁りのある濃い色のスープは少し酸味を感じる魚介よりな印象で、キレのある大衆向けさっぱりスープです。
おばちゃんが40年間変えずに守り抜いた味だそうで、様々な素材を使っているらしく、あまり魚臭くしないように心がけているとか。
麺は白くて縮れのあるモッチリしたタイプで、少し硬めな茹で加減は好みです。
具はふちに脂身のあるチャーシューとシナチク、長ネギと、ナルトが2枚。
ラーメン類は他に、煮込みラーメン(580円)、五目ラーメン(600円)、味噌ラーメン(550円)があります。
お店のおばちゃんに「ずいぶん丁寧に味わってラーメンを食べますね?うちのラーメンはどうですか?」と言われました。
おばちゃんごめんね。気の利いた感想を言えばいいのでしょうが、評論家でも何でもありませんので「美味しかった」としか言えなくて・・・
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ふ~、ご馳走さまでした。また来ます。いつまでもお元気で。
青森県青森市大字浪館字近野24
017-781-1451
10:30~13:30頃、19:00~24:00頃
月曜日は昼のみの営業
来年3月に映画化されて公開予定の小説「津軽百年食堂」や、カーリングを題材にした「青森ドロップキッカーズ」の著者・森沢明夫氏の文化講演会に行ってきました。
青森駅前のアウガ5階が会場だったのですが、18時30分からの開演に間に合わせるにダッシュで向かいました。
いや~!すばらしい講演会でしたね。心がホカホカ!内容は割愛しますがたくさんの素敵なメッセージをいただき勉強になりました。お客さんを前に集合させて森沢さんは演台を使用せず、下に座って座談会状態。
どうして満席にならないのかが不思議で、森沢さんに気の毒な感じがしました。
森沢さんの言葉の一つに「悩みごとを持ったら一人旅をするといい・・・」
ということで喉が渇いて悩んでいたのでビールを求めて一人旅することにしました。
あまり駅前で呑むことはないのですが、グルッポにこのお店が掲載されていたことを思い出して初入店です。
「3」と「9」の付く日は1時間390円呑み放題だったり、本日の390円メニューがあったり、何と言っても今月28日まではクーポンで650円のラーメンが390円です。
390円の酢ダコなどをつまみに呑んで、最後はやっぱり〆ラーメン。
もちろん携帯のクーポン画面を提示してラーメンは390円・・・でもお会計は5千円くらい・・・あはは・・・呑みすぎだっつーの。
ラーメンは細麺もありましたがお薦めの太麺を選びました。(確か旭屋製麺)
このラーメンを説明するのは簡単です。乱暴な言い方をすれば、チャーシューとメンマを取り除けば「うどん」と言ってもいいほど。
キリッと醤油のエッジが効いてしょっぱく、油と動物系は感じない煮干しのすっきりした出し汁。それにもっちりした太麺。
青森市民にはお馴染で、これもラーメンと呼ぶ。そう、あの味です。アルコールで満たされた体に染み渡ります。
尚、基本的に居酒屋さんですが、ラーメンのみの来店もOKだそうです。実際にそのようなお客さんがいるようですのでラーメンファンには嬉しいですね。
【参考】
「津軽百年食堂」の記事
小説「津軽百年食堂」巡り制覇
大森食堂
YouTube「津軽百年食堂」
YouTube映画「津軽百年食堂」の故郷 弘前
青森市古川1-3-2
017-777-9330
18:00~2:00
不定休