某ラーメン女子より写真付きでメールをいただきました。「もしかして未食?」
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おー!ここは堤川に架かる石森橋のたもとにある喫茶店。毎日のように店の前を車で通っているんですけど気が付きませんでした。
あいにくラーメンを食べた後だったので数日後に伺いました。
ここは鉄板に盛りつけられたナポリタンが有名なお店ですが、ラーメンは初めて食べます。
看板には「煮干しと昆布でじっくりダシをとった」と書かれてます。
実際に食べてみると、自分が想像していたイメージよりも煮干が強めでちょっと嬉しくなりました。
あっさりとした食べやすいラーメンで黄色の縮れ麺と、メンマ、長ネギ、チャーシューのシンプルな一杯でした。
味噌ラーメンは600円ですよ。
青森県青森市港町1-2-1
017-743-1768
9:30~21:00
定休日:日曜日
今回は、東北新幹線新青森駅のあおもり旬味館にある、太宰らうめんと津軽のめしや「めぇ」でお食事です。
太宰治は根曲がり竹とワカメが入った若竹汁が大好きだったようで、それを津軽の煮干し中華にアレンジしたという「太宰らうめん」をいただきました。
あっさりとした煮干しスープにはツルツルで噛むとシコシコした平打ち麺でとてもよく合います。
具は説明通り根曲がり竹とたっぷりのワカメ、バラチャーシュー、麩、万能ネギが入ります。
このメニューは太宰治の生家「斜陽館」の向かいにある金木観光物産館「マディニー」にもあります。同じような説明がありますので系列店なのでしょうか?
他のラーメンメニューは、津軽の煮干中華(630円)、十三湖のしじみラーメン(1180円)、長谷川牧場のとろけるバラチャーシュー麺(980円)、天中華(980円)、酒粕ラーメン(730円)、中華ざる(680円)、地吹雪ラーメン(880円)、パリパリもずくのつけ麺(880円)があります。
残念ながら、ほたてラーメンはご存知の通り猛暑による死滅問題でメニューから外れてます。こちらのお店は地産地消の素材を活かしたメニュー作りを心がけている郷土料理店だけに残念です。
早くホタテが復活して県外の人にも青森の美味しいホタテを食べて欲しいです。
ありゃ?青森ホタテの宣伝になってしまった・・・青森のラーメンは「めぇ」よ!よろしく!
※「めぇ」=津軽弁で「おいしい」
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ご馳走様でした!
【追記】
・酒粕ラーメン 730円
青森の銘酒「田酒」の酒粕を溶かしながら食べます。醤油味のスープによく合い、体がポカポカになる冬に嬉しいメニューですね。
・天中華 980円
JRの新幹線開業CMで三浦春馬さんがラーメンを食べるシーンがありますが、あれは五所川原市にある津軽百年食堂のひとつ「亀乃家」の天中華。
こちらにも、ホタテ入りの天中華がありますよ。
【参考】
「津軽百年食堂」の記事
小説「津軽百年食堂」巡り制覇
YouTube「津軽百年食堂」
YouTube映画「津軽百年食堂」の故郷 弘前
青森市大字石江字高間140-2
017-752-6038
9:00~21:00
・煮干らーめん 600円
青森港 - 函館港間を結ぶ高速船で、カーフェリーとしては日本最速であり、ウォータージェット高速フェリーとしては世界最大級のナッチャンの定期運航は休止されましたが、期間限定で活躍しているようですね。
自分も家族旅行などで大変お世話になりました。なんとか完全復活してもらいたいものです。
さて、そのフェリーターミナルの2階にある食堂ですが、もちろん建物の年数がさほど経っていないし贅沢過ぎるほどのオーシャンビューと言うか、素敵なハーバービューと紹介したらいいのか、その眺めは最高に気持ちがいいです。
女性一人でラーメン屋さんに入れない人も、ここはお気軽に煮干しラーメンを楽しめますよ。
一日30食限定の煮干しラーメンは、嫌味のない煮干しスープに油も程よく浮かびます。黄色い細麺には縮れがありプリプリしてます。
具は津軽らしく麩と、海苔、チャーシュー、シナチク、メンマ、長ネギとシンプルで、うまくまとまりのある一杯でした。
函館側ターミナルの食堂のラーメンは塩味なのでしょうか?
確かめたくなりますね!
青森市沖館2-12-1
津軽海峡フェリー青森ターミナル2ー12-1
017-766-4733
平日10:00~18:30
土日祝7:00~18:00
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「長尾中華そば」にお邪魔しました。昼過ぎでしたが大好評のようで満席で、席が空くのを少し待ちました。
・津軽ラーメン(500円)
津軽ラーメンは油の浮かないすっきりとした煮干し出汁で、ギザギザに縮れた細麺。具もシンプルにチャーシューとシナチクと長ネギ。
これぞベーシックな津軽ラーメン。新幹線でやってきた観光客が駅を出て最初に食べるラーメンに相応しいラーメンですよね。
地元の人にとっても昔懐かしい安心感のあるラーメンだと思います。
・津軽そば(400円)
津軽そばも食べました。
こちらは青森市民なら知らない人はいないと思います「大谷製麺工場」のそば粉100%の生そばです。
シミジミほっとする味です
昔から雲谷そばって呼んでますが、好きでよく買ってきて自分で作るのですが、短く切れやすいんですよね。
でも最近「義兵衛」さんから聞いた方法で作ったらうまくいきました。
なんだか、この二つのメニューが期間限定とはもったいないな~
「追記」
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ちなみに、これが大谷製麺所古川営業所の津軽そばです。(400円)
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雲谷そばと書かれたのれんがあります。