平賀駅の近くにある大衆食堂で、 看板は「お食事処こばやし」になってます。
麺類はもちろん定食や丼物などなんでもあり全体的にリーズナブル。
麺類の最初にある中華そばを頼みました。ワンタンメンもトンコツラーメンも中華そばと同じく450円です。しかもトンコツは限定?
注文してから気が付きましたが、中華そばには、細切れちじれめんと、手打ちラーメンの2種類あるではないか。
配膳された中華そばは・・・細切れちじれめんなんでしょうね。
メンマ、ネギ、麩に、片側に脂身のあるチャーシュー。おまけに最初からコショウがかかってます。
たぶん煮干しだと思うのですが、少し魚のクセのある津軽風な中華そばです。
青森県平川市柏木町藤山30 −41
0172-44-2146
旧尾上町にある昭和23年創業の老舗食堂です。
「平川麺麺街道2008」で一度食べましたが、店舗で食べるのは初めてです。
何を食べるか迷いましたが、お薦めメニューの特煮干中華をいただきました。「とくだし」と読むようで、青森出身のラーメニスト「石山勇人さん」とのコラボレーションで開発したメニューなようです。
「通常の支那そばよりも煮干し風味を強く出しながら生臭さが気にならないように工夫致しました。」と書かれてます。
プラス55円で、極太麺にすることもできますが、ノーマルな自家製中太麺にしました。手もみ風でモチモチした食感でおいしい。
スープは煮干風味が濃厚で、少し酸味を感じるスッキリしたもの。
具はメンマ、チャーシュー、長ネギ、水菜の他に、魚粉とイリコが面白い。
青森県平川市尾上栄松32-1
0172-57-2145
11:00~15:00
定休日: 水曜日
久しぶりにとても天気がいい休日に、平川市(旧尾上町)の国指定名勝「盛美園」に行ってきました。
縁側に座って鳥の声を聞きながら、ボ~~~~ッと庭園を眺めて時間を過ごす幸せ・・・・・でも時間が経つと腹が減りますね。
隣りにある、「四季の蔵もてなしロマン館」にある「レストランけやき」でラーメンを食べることにします。
実は2回目なんですが、画像が無くて当ブログには初登場です。
こちらのラーメンは、言わずと知れた青森出身のラーメン評論家として全国的にご活躍の、ラーメンマンこと石山勇人さんがプロデュースしております。
青森市で開催されたラーメン博覧会の時にお会いし、一緒にラーメンを食べながらこのラーメンんの開発のプロセスをお聞きいたしました。特選素材を贅沢に使っているようなお話をしておりました。
食べた津軽煮干ラーメンは、煮干だけが前面にでるタイプではなく、鶏白湯スープに魚介系(煮干し、昆布、鰹節)を合わせ、魚粉を投入したスープです。
それに縮れのある太い平打ち麺を合わせます。具はチャーシューとネギとメンマとナルトとカイワレです。
円やかな鶏のコクとほのかな煮干しを堪能しながらスルスルっと食べちゃいました。
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そういえば、この盛美園。
あのスタジオジブリの最新アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」が7月に公開されるようですが、スタジオジブリの社員旅行で盛美園を訪れたようで、この庭園の風景も参考にして作られたようですよ。
平川市も今後注目を浴びて集客増を期待しているようですね。
近くに美味しいラーメン屋さんがたくさんありますからね~。楽しみですね。
平川市猿賀石林10-1
0172-43-5610
レストラン 11:00~14:00
定休日:水曜日
小説「津軽百年食堂」の第一章にこんなことが書かれた一節がある。
『賢治は(~~~中略~~~)弘前城下の「十文字」と呼ばれる賑やかな馬車道の交差点で、露店の蕎麦屋をはじめたのだった。』
これは正しく、旧尾上町の中心地である「十文字」の馬車場前に開業して現在4代目の「大十食堂」を地理的なイメージとして参考に物語を書き上げたもと思われます。
津軽を代表する人気店であり、創業120年という県内最古参の大衆食堂である。
店内はカウンター席が6つ、4人掛けテーブルが3つ、座敷が5つと結構な集客力があり、お客さんは入れ替わりどんどん入ってくる繁盛店だ。
今回食べた中華そばは、スープをまず飲んでみると豚骨の丁寧な旨味が最初にやってきて、優しい焼干しの風味がほのかに感じて全体的に上品だ。
それに合わせる自家製の手打ち風縮れ麺はツルンと喉越しがいい。具は堅めチャーシュー、メンマ、ネギの他に、ナルトが見た目にいいアクセントになっている。
食べてみてものすごく心が落ち着く味だ。
その小説に登場するヒロイン「トヨ」が青森から電車に乗って焼干しを背負って「十文字」に売りに来るシーンを思い出してしまった。
「Aセット」はハーフの中華そばと、この辺の名物である太麺の焼きそばに、おにぎりとおしんこが付いてきます。
ラードで炒めた焼きそばはツヤツヤ輝いて濃厚な味付けがバッチリ旨い!
普段ラーメンしか食べないラーメンマニアにも(そんな人がいるかな?)、ぜひこの焼きそばを食べて欲しい。
炭水化物のフルコースのような昼食でしたが、大満足です。近くにこんな食堂があったら毎日でも通いたい。
平川市尾上栄松19-1
0172-57-2022
11:00~18:30
定休日 月曜日
これもご当地ラーメンと言っていいのでしょうか?碇ヶ関村名物の自然薯ラーメンを頂きにやってきました。
訊いた話では、自然薯を練りこんだ麺は村が考案したもので、どのお店の自然薯ラーメンも同じ製麺所の物を使っているそうです。
ところがこのお店の拘りはスープとチャーシューにあるようだ。
スープ昔懐かしい和風魚ダシを味わえるのだが、煮干しは鯵が8割、鰯が2割で、それに昆布・鰹節・豚ガラを加えているそうでとても旨味が濃厚です。
そしてチャーシューが見た目にも面白い。チャーシューの芯が自然薯です。
碇ヶ関でのラーメンはたぶん初めてだと思います。大好きな温泉場でもあるしまた訪れてみたい。
一句「じねんじょの らーめんくったら せきのゆさ」
碇ヶ関村碇ヶ関71
0172-45-2503
11:00~20:30
定休日:第2、第4日曜日