中華そば 500円 正油ラーメン 550円 手もみ中華(あっさり)600円
今日は子供の長靴を買いに五所川原市へ・・・
靴屋なら青森市の方が多いだろ?というヤボなツッコミはしないでください。
前々から行きたかったラーメン屋さんがあるんです。青森からここに辿り着く前にも「栄華飯店」など数店ラーメン屋さんがあるし、向かいあたりには「だしや」。さらにエルム方面に向かうと昨年青森市から移転してきた「丸山らーめん」。そしてご存知、津軽ラーメン街道と、ラーメン好きにはたまらない地域ですな。
「中華そば」は魚粉が沈む濃厚な煮干味。「正油ラーメン」はあっさりと下処理された背油が浮かぶ動物系。
同じ醤油ラーメンでも二本立てでメニューにあるのが嬉しい。
「手もみ中華」は太目で縮れのある滑らかな麺を使用し、「あっさり」と「こってり」の二種類のスープから選ぶ。「あっさり」は「中華そば」のスープと同じスープなようだ。
洋食出身のマスターが無加調にこだわって作るラーメンはどちらのスープもハイレベルだと思う。
縮れ麺に麩のトッピングはいかにも津軽ラーメン風だが、昔ながらの・・・というのではなく、ニューウェーブ津軽ラーメンと表現したほうがいいだろう。
食事後、エルムに長靴を買いに向かった。駐車場に着くと娘の上着をラーメン屋さんに忘れてきたことに気がつく。
あわてて取りに戻り、そのまま青森に帰って長靴を買いました・・・おいおい。
一句「わらはんどさ かんつけでいげば ろぐでもね」
五所川原市大字稲実字米崎123-1なりかん五所川原店駐車場
0173-34-8688
11:00~21:00 定休日:木曜日
浪岡バイパスが出来てから旧国道7号線は通らなくなってしまいました。事実かなり自分も忘れかけていた通りです。
しかしながらこの店は常連さんで賑わってます。浪岡鹿内製麺の御三家とか四天王の一店と呼ばれているようです。
久しぶりのこのラーメン。なんとも懐かしい・・・白い麺にこの甘味のあるスープが印象深い。煮干し風味も鶏の油も邪魔にならないですね。それにしても、どうしたらこんなに透明感があるスープができるんだろうか。
ふと、メニューを見ると不思議なものが・・・「ぐううどん 500円」
なんだろう?これは。
天ぷらうどんと、キツネうどんと同じ値段・・・なんだ「ぐう」って?
一句「ぐううどん なにはてらがさ きさわりな」
青森市浪岡大字女鹿沢字西種本13-1
0172-62-2408
AM11:00~AM12:00
定休日 お盆と正月
ALWAYS続・三丁目の夕日を観てきました。自宅から遠いのですが、某映画館には特権があっていつでも1,000円で鑑賞できるので便利です。
いや~、前編同様にすばらしい映画でした。泣いて泣いてすっかり腹が減りました。この映画の後は当然ライスカレー食べますよね。俺もヒロミさんが作るような昔のライスカレーが食べたい。
ということで映画館から近い店・・・どこに行こうか悩みながら車を走らせて浪岡に到着。
味噌ラーメンがおいしいと評判の老舗食堂「千羽」を訪問。洋食や定食類も豊富で昔から地元に愛されている雰囲気が伝わる。
注文するのはライスカレー・・・と、いかないんだなあ。これが。
しからば味噌ラーメン・・・と、いきたいが、初めて入る店なので自分としての基本である醤油味のラーメンを食べてみる。
さすが浪岡の老舗。見事な津軽ラーメンです。
煮干しもギリギリまで抑えている感じで、最初は物足りなく感じるほどあっさりしてますが、それだけに最後までスープを飲み干したくなります。チャーシューはしょっぱい味付けで好みです。満足の一杯でした。
ただ・・・最初から結構な量の胡椒を振り掛けてあるのは自分には余計でした。好きな人には手間が省けて大サービスですけどね。
一句「映画より 胡椒のおかげで はなたらす」
青森県青森市浪岡大字女鹿沢字東種本12-7
0172-62-4625
11:00~14:00 16:00~19:00
第2・5日曜日(11:00~14:00)
定休日:第1・3・4日曜日
←「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の映画本編で、同じデザインのカレンダーを見つけられる?日めくりカレンダーのブログパーツを貼り付けました。
(※2008年12月31日まで使用できます。)
支那そば 600円
津軽ラーメン街道の特別企画。
日本で初めて醤油ラーメンを出した店が浅草の来々軒だとういことは自分も勉強してましたが、今は無きその店のラーメンを食べられるとは夢にも思っておりませんでした。
津軽ラーメン街道の企画として、100年前のラーメンを再現したのは、その味で育った「トクちゃんらーめん」の店主だ。東京よりも東京らしい昔の味を堪能できると評判な郡山の有名店である。
来々軒の直系である千葉県「進来軒」から秘伝のレシピを教わったのだそうだ。
どれどれ・・・まず最初に生姜の味と香りが前面に立つ。黄色い麺に甘めに味付けしたメンマ、スープは鶏が中心だろうか。初めて食べるラーメンであるが・・・懐かしい。じっくりと味わってみた。
食べた後に説明を読んだら、鶏と豚の比率が自分の店のレシピと、東京ラーメン原点である来々軒の伝授されたものとほぼ同じで驚いたのだそうだ。
昔の人もこんなラーメンを食べていたのかと思いを馳せる。きっとその頃は贅沢な食べ物だったのだろう。きっと現代人よりも美味しく感じたろうな・・・
一句「むがしだば おやげのふとしか かねしたびょん」
五所川原市 エルムの街 津軽ラーメン街道
期間限定 11/2(金)~11/11(日)
青森市役所裏の「珍満」とは親戚筋です。親父さんから受け継いで現在2代目。
ここのようにその店の味を代々受け継いでいくことは青森の食の伝統文化を守る上でとても大切なことだと思う。
市内では「くどうラーメン」が3代目、「入り〆」が4代目、「柿崎」が5代目。他にも老舗がたくさんある。
しかしながら影では中央資本企業の力に押されて苦慮しているラーメン店も少なくない。
チェーン店のようにマニュアル化された接客も気持ちいいが、アットホームで津軽弁丸出しのラーメン屋は安心感があり、お腹も心も満足感一杯になっていい。
この店はそんな要素が詰まっている、肩が凝らない中華食堂と言ってもいいだろう。
今日は初めて焼干しラーメンを食べてみました。麺には県産の焼干しの粉が練りこんであるタイプで上品な焼干しスープを更に引き立てる。白ゴマをパラパラ降りかけているところが他に無い焼干しラーメンの風味に仕上げっている感じだだ。
けっぱれ!青森。
一句「羽はえだ 餃子ばかでで ラーメン食う」
青森市浪館前田4丁目30-40
017-739-6204
11:00~20:30(平日は15:00~17:00中休み)
定休日 月曜日