国道45号線を十和田市から八戸市に向かうと左側にあります。イオンモール下田の近くです。
実は、麺友にお勧めのラーメン店を訊いたら、その答えの一つがこの一店。
ところがこの辺の地理が苦手なので、位置関係がはっきり把握できていまいまま最初の目的先である八戸の鮫に向かうと、偶然お店の前を通りかかりました。
「大野屋食堂」の帰りに寄ってみました。
らーめんは白くてストレートの太麺と、黄色で縮れのある細麺の2種類があるのですが、たった一人で切り盛りをしている店長のお薦めは「太麺」なようですので、それを注文してみました。
さて、このラーメンの一口目の印象は、節系と香味野菜の香りが最初に鼻孔をくすぐります。
魚介の味が強く、動物系のコクも濃厚で厚みがあるのですがクドさはまったくありません。
チャーシューもメンマも食べ応えがあります。
そしてこの太くて味わい深い麺がとてもスープに合います。
入り口には「我流魚介醤油」という文字が掲げられてますが、青森ではあまり見かけない味の組み立てだと思います。
これは他の地域のお客様にも受け入れられそうな、都会っぽいハイセンスなラーメンだという印象を持ちました。
これはぜひつけ麺も食べに来なきゃな~
【追記】
・つけめん 650円
甘みと酸味が柔らかくて、油はありますが全体的にさらりとしたスープで、コシのあるストーレート麺にもよく合います。
スープ割りも旨いのなんのって・・・また食べたい。
青森県上北郡おいらせ町染屋99-11
0178-50-6612
11:00~19:00
定休日:月曜日(祝日の場合翌日)
八戸市の鮫町を訪れました。
目的はただ一つ。昭和28年創業の大野屋食堂のラーメンを食べるためだけにやって来ました。
800m先に蕪島がありますが、まったく興味がありませんで・・・ただラーメンを食べたい。それだけです。
3年ほど前だろうか?ラーメン好きな八戸市在住の友人から連絡がありました。「津軽衆も美味しいって言うラーメンが鮫にあり」と。
・
場所は鮫駅の近くの踏切のある交差点にあり、ボヤッとしてたら通り過ぎて蕪島に着いてしまいます。
少し離れた場所に駐車場があります。
中はカウンター8席と、4人掛けテーブルが2つと、2人掛けのテーブルが一つあり、狭い食堂ですが雰囲気がいい。
食べ物はご飯(200円)、玉子丼(500円)、ラーメン(500円)のみですので、当然ラーメンを注文しました。
登場したラーメンのルックスは最高です。スープの味は動物系と魚介のバランスが見事です。醤油ダレの加減もバッチシ!
表面に浮かぶ黄金色の油は鶏油でしょうか?
細い縮れ麺によく絡んでとても旨い。麺の茹で加減もサックリして好みです。
具はナルトと海苔と長ネギとメンマとモモチャーシューでとてもシンプル。
いや~!うまいな。これ以上の足し算も引き算もいらない、あっさり醤油ラーメンの理想形ですね。
【追記2020.7.1】
裏メニューのチャーシューメン(800円)
普通のラーメンには入らないほうれん草が入ります。
住所 青森県八戸市鮫町日出町1
TEL 0178-33-0660
11:00~16:00
定休日:日曜日、月曜日
浪岡の旧国道7号線沿いにある蕎麦屋さんで、「太安」の隣りにあります。
古民家をそのまま店舗にしたような佇まいで、中に入ると少しうす暗くて涼しいです。
そうは言っても今年は異常現象。残暑が厳しいですね。
エアコンは無く(たぶん無いと思います)小さな扇風機が座敷にあるが作動しておりません。
靴を脱いで座敷に座ったのですが、縁側から厳しい光が差し込み暑いです。日陰になっているテーブル席のほうが涼しいかもしれません。ちょっぴり後悔。
おばちゃんが熱いお茶を運んでくれました・・・冷たいお水のほうが嬉しかったけど。
ラーメン類のヒット商品はみそラーメン(650円)と、五目ラーメン(650円)とのことですが、ラーメンを注文しました。
他のお客さんはさすがに冷たい麺類を食べている人がほとんどでした。
絶対ラーメンで汗をかくよな・・・と、熱いお茶を少しずつ飲みながら・・・ふと、メニューに目を移すと「ウーロン茶飲み放題」と書かれてます。
これは嬉しい!セルフサービスですので、靴を履いてウーロン茶が入っている機械の所に行きました。
隣りに冷たい水を注ぐ機械もありましたが一瞬悩み、やはりウーロン茶が出る機械にガラスのコップを置いてレバーを押してウーロン茶を注ぐ・・・・・・・・
ん?・・・まさか・・・熱いウーロン茶でした・・・・
冷たいウーロン茶をイメージしてましたので体が硬直しました。
さてと・・・前置きが長くてすみません。
そうそう、ラーメンですよ。
まずスープを飲むと、さすが蕎麦屋だけに甘みのある蕎麦つゆ寄りなスープなんですが、見ると少し濁りがあり、味も和風だしの他に蕎麦つゆには無い、ラーメン的なコクも楽しめます。特に豚風味が強いです。
麺は中細で少し縮れがあり、モチモチ感がある麺です。
具は、ネギ、細めに裂いたメンマがたっぷり、斜めにカットして幅広い麩が一つ、チャーシューというより豚バラ肉のスライスしたものが入ってます。
意外とこの豚肉の存在には好感が持てます。
お会計の前に冷たい水を二杯一気飲みしました。ご馳走様でした。
青森県青森市浪岡女鹿沢東花岡17−8
0172-62-9881
11:00~20:00
今月(9月)の休みは15日です
浪岡の駅前通りにある食事処で、夜は居酒屋純として営業しているようです。
ちょうど車を止めて降りたらチャイムが町に鳴り響きました。
時計を見ると12時。町の住人に時を知らせるチャイムなんですね。
後でお店の人に聞くと、朝6時、昼12時、夕方6時(冬は5時)の一日3回鳴るそうです。
懐かしいです。自分の住む町内も昔はそうでした。確か、「もう少しでお昼ですよの」11時だったような?
しかも、こんなきれいなチャイムじゃなく遠くの畑や田んぼまで届く音量で「ウ~~~~~!!」って鳴るサイレンのような気がする・・・
メニューにあるイチゴとメロンの生ジュース(400円)も懐かしい。よく婆ちゃんが作ってくれました。
いろいろ昔の思い出に耽っていたらラーメンが登場。
いい香り!もはや旨い。
表面には香味油が浮き、これが重要な役割を果たしているのだ。
鶏ガラ、豚骨のどっしりしたコクと、煮干し、昆布の魚介がうまくまとまっている。
細くて縮れのある麺は噛むとモッチリしていて、吸うと油をよく絡めて旨みが広がります。
後半、酸味も少し感じます。醤油ダレの塩分加減も好みです。
具はシャキッとしたネギ、ナルトは2個、麩も2個入っていてスープを良く吸い上げます。コリコリしたメンマも、薄くスライスしたジューシーなチャーシューも旨い。
う~~ん・・・自分の好みからすれば完璧ですね。
これは味噌ラーメン(580円)も旨いんでしょうね?
再訪をしたいお店でした。
青森市浪岡大字浪岡字細田91-5
0172-62-5527
11:30~13:30
16:00~23:00
・らーめん 450円
浪岡町の旧道はすっかり通ることが無くなってしまいました。
でもおいしいラーメンを食べることができるお店が多い通りですよね。
さて、こちらのトップメニュー「らーめん」を食べることにしました。
スープは薄い醤油色した浪岡町ラーメンの標準的な色合いが目に飛び込む。青森市と弘前市のラーメンとの中間色という印象を持ちます。
も~、見るからに旨そうですね。
麺は、津軽地方で「手打ち」と呼ばれるタイプのもので、薄くて平たくて縮れがあり、持ち上げるとピロピロしている。
口に運んで吸い上げるとチュルンとしてツルツル滑らか。浪岡地区では初めての体験です。
鶏が中心なのかな?とても柔らかいコクを出しているスープとの絡みがいいですね。
具は、長ネギ、チャーシュー、ワカメ、メンマで、これで450円はとても嬉しい。
他のラーメン類は600円の物が多いです。
味噌らーめん、五目らーめん、チャシュウめん、野菜らーめん、塩らーめん、ねぎらーめん、中カざる、特製らーめんが600円です。
また、特大らーめん(750円)、味噌チャシュめん(700円)、冷やし中カ(700円)、ラーメン小(350円)などがあります。
「チャシュウめん」という表記は初めて目にします。
トイレは店外にあります。
・・
看板は「太安」と「大安」の二種類がありますね?
疑問に持ちましたが「マタベイ」と「マタベエ」のような、美味しければどうでもいいレベルなのでしょう・・・気にしないことにしました。
青森市浪岡大字女鹿沢字東花岡16-5
11:00~21:00
定休日:第2・4木曜日