趣味でそば打ちを始めた浪岡町出身のご主人が、最初はそば店開業を目指していたのだが、友人の薦めでこの地方でラーメン店をやったほうがいいとアドバイスを受け、脱サラして2001年6月に旧下田町に開店したそうです。
店内は、女性一人でも入りやすいような明るくて清潔感のある空間で、少しお話をしましたがとても話し好きで気さくな店主です。
食券を券売機で買うシステムです。券売機は青森市の空海と同じ物で、壁にあるメニューの番号を押して買います。初めての訪問ですのでメニュー筆頭の「下田ラーメン」を食べることにしました。
スープは煮干し・焼干・昆布・豚骨・野菜のW方式で、八戸市のカトー醤油(株)の特級本醸醤油と薄口醤油を合わせているとの説明があり化学調味料を一切不使用とのことです。
麺は選ぶことができ、無カンスイの細麺でお願いしました。
まずスープをすすると、魚介の香りと味が最初にフワッとやってきます。ジワッとコクもありとても上品でいい出汁です。
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「下田ラーメンのおいしい食べ方」との説明があり、「一度スープを飲んだ後、少量の酢を加えて頂き、その次に黒コショーを加えて頂ければ・・・尚一層の旨みの深さが増大いたします」とのことですが、このままで十分美味しいのに、手を加えたら自分の好みと反対方向に行っちゃえば悲しいので、そのまま食べました。
でも折角ですから、後半その通りやってみましたが・・・やっぱり自分としては最初のまんまのほうが好きです。これは人それぞれの好みですね。
いや~、さっぱりして旨かったです。これは南部地方では稀有な津軽煮干ラーメンを食べることができるお店ですね。
青森県上北郡おいらせ町神明前12-33
0178-56-5151
11:30~19:00LO
定休日:火曜日
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並セット(中華そば+小ヤキメシ)950円+生玉子 50円
6月4日、京都の人気老舗ラーメン店である新福菜館が、津軽ラーメン街道に期間限定での出店です。
中国の浙江省出身の徐永俤さんが、京都駅付近で屋台営業したのが昭和13年で、現在の場所には昭和19年に店舗を構えた京都で一番古いラーメン店だそうです。
その京都の本店には12年前に一度訪れてます。あの時は現代の京都の地図と江戸時代の地図を持って大好きな幕末の人物の足跡を追いかけたものですが・・・・・ってラーメンから脱線しました。
「新横浜ラーメン博物館」にも出店していましたが、自分が行った時は・・・違う店に入りました。スミマセン。
はい。久しぶりの新福菜館のラーメンを食べることができました。
やはり、ヤキメシも食べたいですよね。そしてこのしょっぱいラーメンには生玉子が良く合います。
富山ブラックのようなスープに徳島ラーメンのように月見にします。
う~ん。これこれ、この味。
青森にもある末廣ラーメン本舗はこちらが源流だというのはあまりのも有名ですよね。
同じく、豚と鶏ガラなどの旨味出汁にたまり醤油の黒いスープ、肉のスライス、モッチリしたストレート麺。メンマは別注文と同じスタイルです。
自分のような素人でも分かる違いと言えば、ネギ。末廣ラーメン本舗は長ネギですが新福菜館は京都らしく九条ネギ。そしてモヤシも入ります。
そしてたまり醤油味のヤキメシは香ばしくて旨いね。
おっと、もう一つ違いがあります。蛇足ですが、こちらの券売機では「生玉子」でしたが、末廣ラーメン本舗の壁のメニューには「生卵」です。券売機はどうだっかな?・・・はい、余計な情報でスミマセン。
五所川原市唐笠柳藤巻517-1(エルムの街ショッピングセンター2F)
0173-33-4000
11:00~21:00(LO.20:30)
定休日:無
県立図書館隣りの青森県総合社会教育センター1階にある食堂です。
いつもここの前を通るのですが、アールガラスの出窓に「~15:00 お食事」という文字だけ見えてました。
喫茶店とかレストランかな?と思ってましたが、あおさんからの情報で数量限定の「煮干中華」「煮干つけめん」もあることを知りました。
どうやら今年の4月にオープンしたようです。
さっそく行って見ることにしました。図書館側の入り口から入ると近いです。入る前から煮干しの香りが外に流れていてこれは期待が持てます。
店内はとても明るくて6人掛けのテーブルが8つあります。ジャズが流れていてゆったりとした雰囲気です。
食券を買って番号を呼ばれるのを待ちます。
驚きました。よく食堂にありがちなすっきり透き通ったスープの煮干しラーメンと思いきや、豚骨煮干しとか、コク煮干しとかの、濃厚煮干し系のラーメンでした。
長ネギ、ワカメ、チャーシュー、メンマ、麩が入っており、麺は縮れのある細麺です。
中華そばは写真を見る限り透明感があるスープなようですが、つけ麺も同じこの麺なのでしょうか?ぜひ確かめてみたくなりました。
今日食べた煮干中華そばの他にラーメン類は、煮干つけめん(600円)、煮干チャーシューメン(700円)、チャーシューメン(650円)、中華そば(500円)、ざる中華(500円)、冷やし中華(600円)があり、うどん・そば類、丼物、日替わりセットなどもあります。
青森市大字荒川字藤戸119-7 青森県総合社会教育センター1階
TEL 017-729-8221
営業時間 11:00~15:00(ラストオーダー14:00)
定休日 第4月曜日、祝日、年末年始
以前から気になっていましたが初めてお邪魔します。ランチメニューは単品の麺類はないのかな?麺類などにサラダ・杏仁豆腐・ザーサイが付いたセットメニューと、チャーハンが付いたラーメンがメニューに載ってます。
今日は評判の黒ゴマ坦々麺をいただきました。
材料は20種類以上使用しているそうで、県産リンゴを隠し味とした鶏ガラスープに、挽き肉、シャキシャキの野菜、コリコリした山クラゲなどが綺麗に盛り付けられています。
黒ゴマの風味が程よく、辛味は控え目で、麺は縮れがありよく絡みます。
こちらのシェフは中国国家資格の最高クラスである特一級厨師だということですので、他のメニューもぜひ味わってみたいと思いました。
青森市本町5-4-20 サンオービル101
TEL/FAX. 017-734-1086
●月~木/11:00~翌1:00(14:00~17:00休憩)
金・休前日/17:00~翌2:00
土・日・祝/17:00~24:00
●定休日/土・日・祝の昼の部
〇に「福」の文字が反対になっている看板がある居酒屋さん。麺友よりラーメンを始めたことをメールで教えていただきました。
昼の部オープン記念として、6/1~6/3は先着20名様に限りラーメン300円とのことでしたが行けませんでした。残念!
お店の前を何度か通ってはいましたが、ラーメンをやっている気配を感じませんでした。
今日行ってみたら、ラーメンの暖簾とノボリが上がってました。かなり目立つようになりましたね。
昼のメニューは、ラーメン(500円)、日替わりランチ(500円)、おにぎり(100円)があります。
ラーメンは細い縮れ麺で硬めに茹でられていて好みです。スープは醤油のエッジが効いており青森市民好みの味だと思います。麩の存在もいいですね。
近くのOLさんなど、次から次へと入店してきて人気の程が伺えます。
青森市堤町1丁目6-1
電話 080-5570-2392
営業時間 ランチ11:00~16:00、居酒屋17:00~1:00
定休日:日曜日・祝日